どうもこんにちは 😀 ☀️
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僕は美容学生の時、恥ずかしながら
「ヘアカラーは誰が塗ったって大して変わらない。色の選定も基本的には誰が選んでも大差ない」
と思っていました。(本当に恥ずかしい)
しかし実際美容師として数年働いていくと
「ヘアカラーとは非常に奥が深い」事に気がつきます!
ヘアカラーの技術において
個人で差がでる項目を大きなカテゴリーにわけると
①カラーの塗布の技術による差
と
②カラー剤の選び方による経験と知識の差
に分けられます。
前回はカラーの塗布について書いたので
今回の記事はヘアカラーの選定という部分に焦点をあてて書きます!
前回書いたカラーの塗布による美容師の力量の差についてはこちら
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⭐️カラー剤の組み合わせは無限大
カラー剤にはいろいろな色があります
(これはイルミナカラーの一部)
上記のカラー剤などを混ぜたり割ったりして使用します。
ほとんどの美容師さんが上記のカラーを2色以上混ぜて塗布します。
また、履歴に応じでカラー剤を分けたりもします。
この選び方に個性や経験、好みが分かれてきます。

ほんの一部ですが
当店でもこれくらいカラー剤があります。
こんな数からカラー剤をチョイスします。
⭐️残留色素やメラニン髪質を考慮する
白い画用紙に絵の具を塗る場合、出したい色をそのまま使えばいいのですが
ヘアカラーは髪の毛に染めるので、元々の色が茶色だったり黄色だったり、真っ黒だったりと様々です。
例えば白い画用紙に青を使えば
画用紙は青くなるのですが
茶色いダンボールに
青い水性ペンを使った時にどんな色になるのか。
つまりこのようなことを考えていくイメージです。
他には
・カラーをする直前の色が何色なのか
・前回のカラーの色素はどれくらい残っているのか
・ダメージはどれくらいあるのか
・パーマや縮毛はしているのか
・黒染めはしたことあるのか
・メラニン色素はどうなのか
・どんなシャンプーを使っているのか(色が入りにくいシャンプーがあるから)
などなど考慮するポイントが多数あります。
他にも色々ある気がするけど今は思いつかない
僕の感覚なのですが
カラーの選定は70%は知識と経験
のこり30%はセンスと感覚だと思っています。
同じサロン内でも
カラーの選び方や哲学はそれぞれです。
僕自身も店長のカラーレシピをみて
驚いたり、感心したりすることが今でもあります。
♦色の性質を生かす
補色という「打ち消しあう」カラーのくみあわせや
ダメージ毛へどのように入っていくか、抜けていくか。
この髪質には入らない色なのかなどなどいろいろな性質があります。
同じトーンでも明るく見える色もあれば暗く見えるトーンもあるし
膨張する効果のある色、組み合わせることによって収縮して見える効果のある色など
色にはそれぞれ性質があります。
その色の性質を理解し、似合わせやライフスタイルに合わせて色を使い分けるのが技術になります。

♦色持ち、色の抜け方を操作する
大抵の場合は「なるべく長持ちさせるように」カラーをするのですが
2週間後のこの時にいい感じにしてほしい!
やら、「黒くしていたいのは今週だけなんです!」
など、イベントや事情に合わせて抜け方を操作する技術も必要です。
これに関してはカラー剤への知識と理解が差をつけます。
もう一度伝えると
ヘアカラーの色持ちは
どのようなカラーをどのように選ぶかで変わっていきます。
[blogcard url=”https://junpeiiida.info/2018/01/19/%e3%80%90%e4%bf%9d%e5%ad%98%e7%89%88%e3%80%91%e7%be%8e%e5%ae%b9%e5%b8%ab%e3%81%8c%e6%95%99%e3%81%88%e3%82%8b%e3%80%80%e3%83%98%e3%82%a2%e3%82%ab%e3%83%a9%e3%83%bc%e3%81%8c%e6%8a%9c%e3%81%91%e3%81%a6/”]
ちなみに
ヘアカラーの色持ちは
どのようなカラーをどのように選ぶかで変わっていきます。
相当な下手くそでない限り塗る人で色持ちは変わりません
⭐️似合わせを意識する
美容師としてデザインを考える以上、必ずつきまとう「似合わせ」
どう似合わせるかというのは語りきれないノウハウがありますが
肌の色や瞳の色に合わせる似合わせと、髪質にあったら似合わせ、ライフスタイル、キャラクターにふさわしいデザイン
などを考慮してカラーします。
また、働く環境によって照明が異なるので
どのような光が環境にあるのかも考慮してカラーを選んでいきます。
とは言っても毎回毎回似合うカラーばかりじゃバリエーションが増えないですからね。
適度に外してあげるのもセンスの一つだと思っています^^
⭐️カラー剤によるくせの理解
ヘアカラーのメーカーは膨大です。
その膨大なカラー剤にも当然特徴とくせがあります。


例えばこちら。
上下とも10トーンのレッドなのですが
メーカーが違うとこのように発色が変わります。
また粘度や直接染料、発色時間などもかなり違いがあるので
それも理解していないといけません。
例えば紫を作る場合、紫という色のカラーを使うのと
赤+青で混ぜて作るのも発色や色持ちが違ってきます。
⭐️そんなに選定は複雑なのか??
何も考えず、ただ赤くしたい人に赤いカラー剤を使えばとりあえず赤くはなります。
ただそれは
カラーをしているだけでありカラーができているわけではないと考えています。
ヘアカラーはハイトーンになればなるほど混ぜるカラー剤の対比が複雑になっていきます。
例えば
このような透き通った色は少し配合を間違えるとすぐ濃くなってしまい違う色になってしまいます。
上記のようなビビットな色でも
隣り合う色とのバランスを考えないと変なデザインになってしまいます。
こんなカラーも参考程度に↑
⭐️まとめ
以上が僕が思うカラーの選定による技術のあれこれです。
思い出せないだけでもっとあるかも
ヘアカラーの選定も塗りも毎年毎年理解を深めていきます。
きっと終わりなんてないんだろうなというくらい奥が深いです。
カラー剤もどんどん新しくなるしね。
今回のこのブログで美容師の技術の奥深さと
僕の拘りが少しでも伝わってくれると嬉しいです^^
[blogcard url=”https://junpeiiida.info/2018/01/07/【保存版】ヘアカラーって誰が塗っても同じ!?/”]
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