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みなさんは紫シャンプーやピンクシャンプーなどの
カラーシャンプーは使ったことはありますか？
ハイトーンカラーをする人は
一度は買ったことがあると思います。
しかしカラーシャンプーは
ある一定の条件をクリアした髪の毛でないと全く入りません
今回はそんなカラーシャンプーについてお話ししますね。
カラーシャンプーの使い方
カラーシャンプーは文字通り色素が配合されたシャンプーです。
ヘアカラーが落ちてきた時に普段使っているシャンプーと置き換えで
使用することによってシャンプーしながら色が入っていきます。
ポイントはヘアカラーがある程度無くなってから使用することです
ヘアカラーがまだ残っている状態で使用すると変な色になる可能性があります。
カラーシャンプーが入らない（染まらない）原因
せっかく購入したカラーシャンプーが全然入らないとショックを受けてしまいますよね。
カラーシャンプーの色が入らない理由はいくつかあります。
髪にダメージが少ない
健康な髪の毛にはキューティクルが多すぎて
カラーシャンプーの色素が入っていきません。
ある一定量のダメージがあると髪を濡らすだけでキューティクルが開くのですが
痛んでいない髪の毛はキューティクルが開かないのです。
ブリーチを２〜４回ほどのダメージ具合が一番きれいに色が入るでしょう
髪の明るさが足りない
カラーシャンプーを入れるためにはブリーチをして明るくしなければなりません。
よくある間違いですが
カラーシャンプーはブリーチ１回程度ではほとんど入りません。
カラーシャンプーは少なくともブリーチ２回分
最低でも１７トーンほどないときれいに発色しません。
使用量が少ない
使用量をケチってしまうとカラーシャンプーはきれいに入ってはくれません。
泡がカラフルだからと油断してはいけません。
ショート２〜３プッシュ
ミディアム４〜５プッシュ
ロング６プッシュ以上
を目安に使用してみてください。
ダメージがありすぎる
痛んだ方がきれいに入るカラーシャンプーですが
痛みすぎると入った途端に出ていきます。
色を保持できないんですよね。
それはどれくらいのダメージレベルかというと
縮毛矯正をしてブリーチを３回ほどしているくらいのダメージです。
ドライヤーで乾かすだけでぶちぶち切れていったら
そのレベルのダメージだと思ってください。
回数が少ない、放置時間が短い
カラーシャンプーは数回に分けて入れることによって
色が入っていきます。
一度に入る色素の量が決まってるのかもしれませんね。
カラーシャンプーが薄い
カラーシャンプーはメーカーによって濃さに大きく差があります。
薄いからダメ 濃いからいい
というわけではありませんが
髪の状態にあう濃さのカラーシャンプーでなければ
きれいに入らないのです
おすすめの濃いカラーシャンプー
色が濃く配合されており、パワーのあるカラーシャンプーを色ごとに紹介しますね
紫シャンプー・・・クオルシア
クオルシアの紫シャンプーは
とっても紫です。
紫に染めて、また紫をしっかり出したい方は
クオルシアのシャンプーはうってつけでしょう！
しかし、あくまで黄味を落として
ミルクティーくらいの色にしたい場合は
N.のシャンプーがちょうど良い濃さと言えるでしょう。
用途に合わせて使い分けるといいですね。
＊カラーシャンプーは混ぜることができるので上手に配合すると
ちょうど良い濃さになるケースもあります
ピンクシャンプー・・・クオルシア
クオルシアのピンクシャンプーはとってもパワーがあります。
濃いピンクにして、また濃いめのピンクを入れたい方はクオルシアがおすすめです。
もう一つ紹介するピアセラボ イロプラスピンクシャンプーは
薄めの綺麗なピンクが入ってくれます。
髪の状態や入れたカラーに依存しますが
抜けても綺麗な薄ピンクカラーを作るときは
イロプラスのカラーシャンプーに助けられますね
オレンジシャンプー・・・ソマルカ
濃いオレンジシャンプーはソマルカのオレンジシャンプーです。
かなり濃いめのオレンジがドカンと入ってくれます。
対して、あまりオレンジにしたく無い方でしっかりブリーチで抜けている方は
カラタスのオレンジシャンプーを使うといいでしょう。
カラタスのシリーズは全体的に控えめなので
入りすぎて困ることは少ないでしょう。
シルバーシャンプー・・・・ソマルカ
ソマルカのアッシュシャンプーはいい感じにシルバーになります。
抜けたらシルバーになるヘアカラーにしたときは
このアッシュシャンプーに手伝ってもらいます。
ブラウンシャンプー・・・イロプラス
ブラウンシャンプーはイロプラスのブラウンシャンプーが濃くしっかり入る
ブラウンシャンプーと言えるでしょう。
イロプラスのブラウンシャンプーは少し赤みのあるブラウンですね。
赤みが嫌で黄味のあるブラウンにしたい場合は
エンシェールズのミルクティーシャンプーがおすすめです。
エンシェールズは少し薄めのカラーシャンプーなので
カラートリートメントと組み合わせて使うといいと思います
カラーシャンプーは濃ければいいというわけでは無い
美容師がカラーシャンプーを使用したり進めたりするときは
濃さだけでなく
・シャンプーとしての質
・色の綺麗さ
・残留色素の少なさ
・コストパフォーマンス
などを考慮します。
今回は濃いシャンプーをご紹介しましたが
目標とする色によってカラーシャンプーも使い分けるといいでしょう。
まとめ
いかがでしたか？
カラーシャンプーも色々なメーカーで出しているので
迷ってしまいますよね？
しかしカラーシャンプーはあくまでシャンプーです。
ベースのブリーチや直前のカラーによって仕上がりは大きく変わっていきます。
カラーシャンプーをするからカラーは適当でいいやー
とやってしまうと綺麗な色にするのは難しくなっていくでしょう
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飯田 淳平（いいだ じゅんぺい）
原宿/表参道で11年勤務した後、現在中野坂上のRe:ta Hair【リタヘア】にて勤務中。現役美容師の目線で美容の情報を発信します。
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