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今回は、ストレートアイロンと縮毛矯正はどっちが髪の毛にダメージを与えるのか、という質問に答えていきたいと思います。
この質問は、私のお客様からもよく聞かれることなので、プロの目線で解説していきますね。
⭐️縮毛矯正の方がダメージ強い
まず、結論から言うと、縮毛矯正の方がストレートアイロンよりも髪の毛にダメージを与えると考えられます。
なぜなら、縮毛矯正は髪の毛の内部構造を変えるために、強い薬剤を使って高温で加熱する必要があるからです。
これによって、髪の毛のキューティクルやタンパク質が傷んでしまい、パサつきや切れ毛などのトラブルが起こりやすくなります。
⭐️アイロンもしすぎるととても痛む
では、ストレートアイロンは安心なのでしょうか？
残念ながら、そうとも言えません。
ストレートアイロンは、縮毛矯正ほどではありませんが、髪の毛にダメージを与える可能性があります。
特に、毎日やりすぎたり、温度設定が高すぎたりすると、髪の毛が乾燥してしまいます。
また、アイロンを同じ場所に長く当てすぎると、髪の毛が焦げてしまうこともあります。
そうなると、髪の毛は修復できないほどに傷んでしまいます。
⭐️ストレートパーマならダメージが少ない
では、どうすれば髪の毛を傷めずにストレートにできるのでしょうか？
その方法の一つが、ストレートパーマです。
ストレートパーマは、縮毛矯正よりも弱い薬剤を使って髪の毛を柔らかくすることで、自然なストレートに仕上げる方法です。
ストレートパーマは、髪の毛にかかる負担が少ないため、ダメージを抑えることができます。
ただし、ストレートパーマも完全に無ダメージではありません。髪の毛の状態や施術方法によっては、やはりダメージを感じ
かることもあります。
⭐️酸性ストレートならかなりダメージを抑えられる
もっとダメージを抑えたいという方には、酸性ストレートという方法がおすすめです。
酸性ストレートは、アルカリ性の薬剤ではなく、酸性の薬剤を使って髪の毛をストレートにする方法です。
酸性の薬剤は、髪の毛の自然な状態に近いため、髪の毛に優しく作用します。
また、酸性ストレートは、髪の毛に栄養分や保湿成分を補給することで、髪の毛の質感やツヤを向上させます。
酸性ストレートは、ダメージをかなり抑えることができるだけでなく、髪の毛の美しさも高めることができる優れた方法です。
⭐️酸性ストレートはできる美容室が限られている
しかし、酸性ストレートには一つ難点があります。
それは、酸性ストレートができる美容室が限られているということです。
酸性ストレートは、技術や経験が必要なため、全ての美容師ができるわけではありません。
また、酸性ストレートに使う薬剤は、通常の薬剤よりも高価なため、取り扱っている美容室も少ないです。
そのため、酸性ストレートをしたいと思っても、近くにできる美容室がないという場合もあります。
⭐️まとめ
今回は、ストレートアイロンと縮毛矯正はどっちが痛むか、という質問に答えてみました。
結論としては、縮毛矯正の方がダメージが強く、ストレートアイロンもしすぎると痛む可能性があります。
ダメージを抑えたい場合は、ストレートパーマや酸性ストレートがおすすめですが、できる美容室や値段に注意してください。
私の美容室では、酸性ストレートを取り扱っています。興味のある方はぜひお問い合わせください。
それでは、今回はこの辺で。
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飯田 淳平（いいだ じゅんぺい）
原宿/表参道で11年勤務した後、現在中野坂上のRe:ta Hair【リタヘア】にて勤務中。現役美容師の目線で美容の情報を発信します。
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