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今回は、ミルクティーべジュにしたくてカラーしたのにシルバーやグレーになってしまった原因と対策を教えたいと思います!
普段ブリーチをしない美容師さんやお客様にとってピンとこない悩みかもしれません
「ミルクティーべジュにしたくてブリーチしてカラーしたんだけど、なんかシルバーっぽくなってしまったの。
こう言った失敗や悩みをもっているお客様って結構多いんです。
今回はそんなヘアカラー失敗あるあるについて詳しく解説しますね！
⭐️ミルクティーやベージュ系のカラーはブリーチが必要
まず、ミルクティーやベージュ系のカラーにするには、ブリーチが必要です！
ブリーチしないミルクティーは茶色の域をでないですからね。
ブリーチをしないで作ったミルクティーは↑のような感じです。
こんな感じのミルクティーにするには１００パーセントブリーチが必要なわけです。
ミルクティー系のカラーはブリーチ１回ならば失敗しにくいのですが、
ブリーチを２回以上必要とするミルクティーにするときや
シルバー、ホワイト系の状態からミルクティーにするときに失敗するケースが多いのです。
⭐️ミルクティーにならず銀髪になってしまう原因
ミルクティー系のカラーの失敗として”シルバーやグレーになってしまう”という失敗が多発します。
ミルクティーにしたかったのに上のようになってしまったらちょっと違いますよね（綺麗だけどね）
ミルクティーやベージュを目指してカラーをしてシルバーになってしまう原因は
- 青を入れすぎている
- ダメージにより赤みが飛んでいる
という要因があります。
絵の具でミルクティーを作ると上のような図となるのですが
ピンクの中にある青みがないと茶色にならないのです。青みがないとただただ暗いオレンジになります。
この青を入れすぎると茶色ではなくグレーになってしまうのです。
なので美容師はミルクティーにするときに補色である紫を入れすぎるとミルクティーではなくシルバーになってしまうので注意が必要なのです。
次に、赤が抜けるという話ですが
髪にダメージがありすぎると赤が最優先で抜けてしまうのです。なので補色として入れた紫（赤＋青）の赤が入らないため青だけが残り、シルバーになってしまうのです。
つまり、ミルクティー系のヘアカラーにするためには青を入れすぎないことと抜けない赤を適切に混ぜるとこが大切なのです。
⭐️カラーシャンプーをつかってシルバーからミルクティーにする方法
もし、すでにシルバーやグレーになってしまった場合は、どうすればいいのでしょうか？
そんなときは、カラーシャンプーを使ってみましょう。
カラーシャンプーとは、髪を洗うと同時に色を入れることができるシャンプーのことです。
カラーシャンプーには、様々な色がありますが、ミルクティーべジュにしたい場合は、オレンジシャンプーを使ってみましょう！
暖色系のカラーシャンプーは、赤やオレンジなどの色が入っています。
赤やオレンジは、青や紫と反対の色なので、シルバーやグレーの色を消してくれます。
そのため、暖色系のカラーシャンプーを使うことで、シルバーやグレーからミルクティーべジュに変えることができます。
オレンジシャンプーは濃いので他のシャンプーに２０倍くらい希釈して使ってください！あまり入れるとオレンジになっちゃいます
⭐️まとめ
今回は、ミルクティーべジュにしたくてカラーしたのにシルバーやグレーになってしまった原因と対策を教えました。
ミルクティーべジュにするには、ブリーチした髪に青や紫のカラーを入れる量を調節する必要があります。
青や紫のカラーを入れすぎると、シルバーやグレーになってしまいます。
シルバーやグレーにならないためにお客様自身ができることはありませんが
もし、すでにシルバーやグレーになってしまった場合は、オレンジシャンプーを混ぜたシャンプー使ってみましょう。
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飯田 淳平（いいだ じゅんぺい）
原宿/表参道で11年勤務した後、現在中野坂上のRe:ta Hair【リタヘア】にて勤務中。現役美容師の目線で美容の情報を発信します。
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